ポーランド生活5週目の記録(12/9-12/15)

◎この記事は、2020年12月19日に、noteにて公開した記事と同じ内容です。

公開するのがちょっと遅くなっちゃったけど、簡単に先週の記録を。

12/9-12/15 のハイライトは、週5コマになった授業。
そして、日本食をようやく食べられたこと!

仕事の話

日本語教師のスキルの一つに「語彙コントロール(ティーチャートーク、ともいう)」というものがあります。これは何かと言うと、学習者の方にできるだけ既習の単語・文法だけで話す手法のことです。

これが、今の私の大きな課題のうちの1つです。

わたしの所属する学校では、必ずしも授業内で日本語しか使ってはいけない、ということはありません。英語やポーランド語を使いながら授業をしても問題ないです。ただ、できる限り既習文法においては日本語を使ってあげると、生徒さんが日本語に触れる機会を増やせるので、良いとされています。

今はこの語彙コントロールに大苦戦中です笑。

習っていない語彙を使ってしまったり、既習なのに英語で話してしまったり(しかも私自身の英語スキルが低くて時々、英語が間違っていたりするw)、読めない文字を使って板書をしてしまったり…

先輩先生に指摘いただいて気がつくことも多々…汗

ただでさえ、語彙コントロールはなかなか難しいのですが、もう一つ難点があります。それは、使い慣れている教科書とは違う教科書を、今、私の学校で使っているということです。

養成講座の中でも語彙コントロールはかなり気をつけるように指導を受けます。当時使っていた教科書の語彙コントロールに慣れてしまっているのですが、教科書が変われば未習・既習の範囲がガラッと変わります。

例えば、Aの教科書では2回目のクラス(ほんとに初期)で習う言葉が、Bの教科書では、かなり授業を受けてからでないと出てこない、といったことがあるのです。

考え込まなくとも自然に既習の言葉で話せるように、練習あるのみ!です。

私生活の話

ポーランド4週目、食事の危機を感じて、
「ビーガンフードはもうむり!」「お肉食べたい」
「日本食食べたい」「いやや〜イライラする〜涙」

ってなっていたんですが、実家から荷物が届いたおかげで生き延びました。笑

自分の口に合うものをたべることって本当に、健康にも直結するんだなと感じました。肉体的にも、精神的にも。

私にとって、日本食は偉大です。
調理は簡単なのにヘルシーでとっても美味しい…。

実家からおいしいコシヒカリが届いたので、人生ではじめての鍋だきごはんに挑戦しました。

なべだき3を拡大表示

「ハードルが高いかな」と思っていましたが、意外と、全くそんなことはなく、簡単で、美味しい!そして、お米に向き合っている時間、美味しい香りに包まれながら、心が整う感じがします。ボタン一つでできあがる炊飯器の気軽さとはまた違って、時間はかかりますが、よい面もあります。時間に余裕がある時にはおすすめの体験です。

なべだき2を拡大表示

鍋だきの方法を参考にしたWebサイト、貼っておきますね。
初めてでも怖くない! おうちの鍋で、ふっくら炊飯のコツ[今日からできる台所術-7]|KOKOCARA(ココカラ)−生協パルシステムの情報メディア

炊きたてのご飯でおにぎりをつくって、ルームメイトに振る舞ったところ、「こんなにおにぎりがおいしいなんて….!!!」と目をキラキラさせて感動してくれました。ちなみにお米は、滋賀県のコシヒカリです。日本の緑茶も一緒に堪能しました。

なべだきを拡大表示

喜んでもらえる瞬間ってとっても嬉しいですね。

今週の新しい経験

・パプリカ等の野菜を使ってうどんをつくること
・ルームメイトが緑茶に感動する瞬間に立ち会うこと(尊い感じがしました)
・ポーランドではじめてお寿司を食べる!(サーモン巻きとエビ巻き)
・一般的なアルミの鍋で白いご飯を炊く!
・17時に目覚めるという恐怖体験
…(普通に前日の夜に寝て、起きたらまた夜でしたw)
・ポーランドの仕事で新しい提案をして、それが通る!(一歩!嬉しい!)
・映画「PROM」みたよ♡
→LGBTQの人権がテーマになっているミュージカル映画

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